2021年10月23日朝、多摩川の霧を見にいきました

今朝の多摩川、しっかりと霧が発生しました。

私は霧が好きで、霧が発生しそうな日は多摩川へ出かけることがあります。てんコロ.オフィスから多摩川までは、5分ほどダッシュしなければならないのですが、多摩川が見えるまで息を切らして走っている間は、いつもワクワクしています。行ってみたら全く発生していなかったことももちろんあるのですが。

この時期によく見られるのは、放射冷却がよく効く朝に見られる「放射霧」です。昨日、多摩川で見られたこの霧も放射霧で、前日見た資料から「これはいい霧が出そうだぞ…」などとほくそ笑んでいました。ちなみに、多摩川へ出かける理由は、空が開けていて、場所的にも放射冷却がよく効くことです。

<放射霧が見られる条件について>

金曜日に見た資料の一部がこちらです。左上:500hPa高度・渦度分布図、右上:500hPa気温、700hPa湿数分布、右下:地上気圧・風・降水量予想図、いずれも22日(金)の朝9時初期時刻の天気図で24時間後の、23日朝9時の予想です。

 

放射霧が発生する条件は、朝にかけてよく晴れて風が弱い、つまり放射冷却がよく効いて気温がしっかり下がること、それと地表面付近に水蒸気がしっかりあることです。予想図によると、23日は朝にはトラフが抜けて、大陸の高気圧が張り出してくるところ。700hPaのトラフ後面の乾燥域の突っ込みから、トラフ通過後は急速に晴れてくると考えらます。前日は、夜遅くまで雨が降っていましたので、下層の水蒸気は十分そうです。この時点での懸念は、これが朝9時の予想であり、早朝の時点でまだトラフが抜けていない曇り空の状態で放射冷却が効かない、高気圧の張り出しの前面で北よりの風がある程度の強さで吹いてしまうというところです。まずまずの、不安要素です。

ただ、MSMの予想ではGSMよりも早くトラフが抜ける予想で、夜9時の時点ではMSMの予想に近い感じになっていました。以下の図は、MSMの700hPaの風予想です。21時の時点で南西風が卓越し、トラフ前面であることが分かります。まだエコーも散在していますね。しかし、その後、0時、6時と西風から北西風に変わり、トラフが抜けていくのが分かります。これなら、未明には晴れて、朝までにしっかりと冷えそうです。

ということで、今回は予想通り条件が整って、放射霧が発生しました。若干寝坊してしまい6時20分ごろに観察したものですが、もう少し早い時間帯だったらどんな霧だったのかと思うと、ちょっと後悔です。

24日朝もしっかり晴れて放射冷却がよく効き、冷え込みは強いです。てんコロ.オフィス周辺でも、もう7℃くらいまで下がっています。ただ、昨日と全然違うのは、乾燥していることです。これは肌でも感じます。これは今日は冷えても無理そうですね

今朝のキリの様子は、てんコロ.のラジオっぽいTV!ライブで動画が見られます。ぜひご覧ください

2021年10月24日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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