これが新潟の平野部にゴソゴソ雪を降らせる形だ


SPAS_17_1206_0300今朝3時の天気図です.

11月30日に更新した,「強い冬型は危険,じゃあ弱い冬型は安全なのか?」って書きましたね,あの時は長岡で5cmぐらい予想したけど,そもそも降水が出なくて全然雪だるまをこさえられませんでした.で,昨日から今朝にかけても,一見,弱い冬型ですが今日はどうなってるでしょうか?

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敢えてデカイまま画像を載せてみました.新潟県から富山県にかけて沿岸部から平野部にべたっとエコーがはりついていますね.特に沿岸部の風に注目してください.風は弱いかもしくは陸からの風になっています.海からの風が入らず,気温がしっかり下がる風です.あー,これがまさに平野部でゴソゴソ雪が降る形です.

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ライブカメラを拝借しまして,朝5時半ぐらいの状況を見てみますと,新潟市内のわりと沿岸に近い所でも,ちょっと中に入った三条でもゴソゴソ雪が積もっているのが分かります.新潟の中でも特に私がごひいきにしている新津では,

3新津のアメダス.

未明から降水量が多くなって一気に積もり始め,今も1時間で4cm前後ずつ増えていってます.

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昨日の夜9時の赤外画像(左)と850hPa相当温位・風の分布(右)です.

冬型の気圧配置として強くない時,上空は西谷で強い寒気が入っているなんていう場合には,日本海にこのような明瞭な収束帯と収束線に沿って発達した雲域ができます.特に収束線上に渦ができると,収束線が陸地に到達している所ではただでさえ平野部で降水量が多くなるのに,渦が通ると降り方が強まります.また,収束線が陸地に達して次第に不明瞭になる最中は,うっかり気を抜きがちですが,風が弱まって今日のように沿岸部にべたっと降雪バンドが貼りついてしまうことが多々あります.ここが一番,注意しないといけない所であり,今日なんか平日ですから厄介ですね.

2017年12月6日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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