顔に見える…天気図や気象衛星画像

sat_i_14_0409_0900日本海に顔が…ぎゃああああ

ってね,気象予報士試験の合格発表まであと少し…なんだけどまだ日にちはそこそこある,そんな今.そわそわしちゃって勉強に集中できない,落ち着かない!という方に,オススメの勉強法です.

そもそもこんなネタを取り上げたのは,気象研究所のアラケンさんがフェイスブックで,先日の台風第16号がヨウムに似ているということに関して共有されていましてね.実際の,その比較した写真はものすごいヨウムだったんです.そのヨウムの写真も,よくそんな似てるヤツあったな,という感じなんですが.

sat_h_16_0919_0600コレ,赤外画像でして.90度回転させてます.

台風の眼のところがまさに鳥さんの眼で,帯状の雲域が背中ですよ.ヨウムの写真はネットで見てみてください.まあ,つまり,雲画像や天気図には○○に見える!というものが結構たくさん出てくるのです.

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水蒸気画像なんかは,結構定番ですね.たまたま台風が2つある時などは,顔にしか見えない!ということがよくあります.

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ただ水蒸気画像が顔に見えるぅ~って,へらへら笑ってるだけでもいいのですが,それが自分的にどうしても許せない!ということであれば,口の部分の暗域は一体どうしてできているのか?目の下のくまのような暗域は何に対応しているのか,など天気図と照らし合わせたりなんかして,強引に勉強しちまえばいいのです.

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気象衛星だけではありません.天気図も顔に見える!定番の一つです.強引に勉強にしてしまう!と言いましたが,別に強引でなくても,どうしてこの顔の形になるのか考えちゃいませんか?秋になると中緯度帯では低気圧・高気圧と交互にやってくる,天気が周期変化するようになりますよね.いっつもいっつもじゃありませんよ,もちろん.でも,そんな傾向が見えるようになったら,「あー秋なんだな~」ということです.

また,この天気図では目の部分が両方とも低気圧になっていますが,もっと冬になれば,大陸の高気圧がすくすくと育って,まるで低気圧かのように等圧線の間隔がみっちりしてくることがあります.そうすると,千島近海にぐるっぐるの低気圧,シベリアにぐるっぐるの高気圧,それらが目になって見えることがあります.そういう変化に気付くキッカケにもなりますよ.こんなくだらない話から!

たまには,天気図をくだらない視点から見つめてみてはいかがでしょうか.何か,新しい発見があるかも知れません!

<てんコロ.のラジオっぽいTV!1115(○○に見えるぅ!天気図,雲画像)>

 

2016年9月23日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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