北陸から近畿,東海から関東の雨

RDR_16_0815_08508時50分現在のレーダーエコー合成図です.

北陸から山陰沖にノの字にのびてる雨雲は所々発達していて,雷の活動度も活発です.この雨雲はどんな所に対応しているのか,いろいろ見てみましょう.

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左:水蒸気画像(8時30分) 右:500hPa高度・渦度・流線予想図(9時)

まずは水蒸気画像から見ると,明瞭な暗域の先端に沿っていることが分かります.上空500hPaの流れと渦では,これ予想図ですが,5820m付近に沿う流れのトラフ前面で盛り上がってんだな~という雰囲気が香ってきます.下層のほうを見てみます.

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925hPa相当温位・風・降水予想図(9時)

これまた予想図ではありますが,実況の時間に近いので.低気圧性の循環の中心に赤いバツ印付けましたが,どうやらこの後面に回り込む北西風と西~西南西の風が収束している,まさに山陰沿岸あたりで348K以上の高相当温位の空気が流入しているようです.この収束線に沿うように,東西の走向の発達したエコーが分布しているように見えます.この下層に注目して,今夜にかけての予想を見てみると

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925hPa相当温位・風・降水(前6時間積算)予想図(21時)

今夜にかけて,低気圧性循環の中心はあまり変わりませんが,実況で見かけた収束線は南下してくるようです(紫の線).特に兵庫県あたりでは夕方から夜にかけて短時間強雨になる所や降水量が多くなる所が出てくかもしれないので注意です.もう一つ,東海上の高気圧が張り出して,その後面流が入る東海から関東南部では,特に南風と南東風が収束したり,地形の効果もあったりする静岡県の東部や,神奈川県の西部山沿いで,大雨に注意したいです.

2016年8月15日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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