「梅雨明け」からの~猛暑!

関東甲信地方は、昨日梅雨明けしましたね。太平洋高気圧の勢力が、東海上のほうからぐいぐい張り出してきて、関東地方は梅雨明けと同時に今日は猛暑になりました。

東京は、初猛暑日!最高気温35.4℃!溶けそうになりました^_^;

そんな中、夕方頃には北関東や、埼玉、東京でも、局地的に雨雲が発達して雷雨になりました。私は、まともな雷を聞いたのは今年初です。

<7日 17:30>

ニコタマのてんコロ.方面から雨雲をうかがっていたところ、北の方角から次第に東の方角へと移っていく様子が見られました。まるで、うちを掠めるように、私の上空にはやってきませんでした。

↑はじめ、北の空に黒い雲あり。写真の奥の方で、雨が降っているのが分かります

東の空を映したものです。発達した雲は、だんだんと

東の空に移動してきました。積乱雲の外側を見ている感じです。雲の下に虹が出ているのが分かりますか?

「雨雲がいっぱいあるのに、なんで虹が出るのか?」そう友達に聞かれました。この質問って、オモシロイなと思いました。そう言えば、イラストや漫画で虹を描く時に、澄み切った青空に虹を描くことが多いような気がします。おー、確かに。

太陽の可視光線が雨粒の中に突っ込み、後方に散乱してくる時、太陽光に含まれる色々な光(波長の違い)による屈折率が異なるため、紫~青のスペクトルに分光して、私たちの目に届く。つまり虹が見える、ということになります。つまり、太陽の可視光線があたる先には、雨粒がなければならず、そこから後方に散乱してくる光を虹として見るためには、太陽を背にして、どんより雨雲がある方向を見るということです。だから、基本的には雲が多い方の空を見ると、見えるものです。でも、この仕組みが分かれば、花に水をあげる時などに虹を作って見ることができますよね。私は、気象予報士の勉強中これを知った時に、すぐベランダに出てやってみました。そして、激写しました(^_^)/

実は、気象予報士試験の勉強の中には、「なぜ空は青いのか?」「なぜ雲は白いのか?」「なぜ虹は見えるのか?」など、ロマンチックな話もあるんですよ。

 

 

2013年7月7日~天気はコロコロ変わる~   合同会社てんコロ.
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